唇がガサガサでなかなか治らない!原因は意外な○○!

「唇のガサガサならリップクリームがあれば大丈夫!」そう信じてリップクリームをつけ続けているあなた、リップクリームで唇のガサガサは解消できましたか?
もし解消できていないとすれば、身体の内部に問題が起こっている可能性が考えられるのです。
それでは、唇のガサガサがなかなか治らない原因についてご紹介しましょう。
この記事のもくじ
唇がガサガサ!真犯人は「ゴースト血管」!?
ゴースト血管という言葉、あなたはもしかすると、どこかで見聞きしたことがあるかもしれません。
実は、ゴースト血管が増えれば増えるほど、唇のガサガサが治らない、シワやたるみができるなどのトラブルが起こりやすくなるのです。
ゴースト血管って何?
ゴースト血管の意味をそのまま言葉にすると「幽霊血管」になりますよね?
そして、幽霊血管ということは、幽霊のようにすでに消えてなくなっている血管を意味するのです。
血管には動脈や静脈という大きな血管があり、動脈は心臓から全身へ血液を送り出す役割、静脈には全身の血液を心臓に戻す役割を持つ血管です。
また、身体の隅々にまで酸素や栄養成分を送り届けてくれるのは毛細血管の役割で、この血管が消滅した状態をゴースト血管といいます。
つまり、唇周辺にゴースト血管が増えると、唇の皮下組織や皮膚が酸素や栄養素を受け取れなくなって、ガサガサの状態が続くということなのです。
ゴースト血管の原因は?
血管がゴースト化してしまういちばんの原因は加齢ですが、実は若い年代の方でも、ある行動が引き金となってゴースト血管をつくり出してしまうことがあるのです。
では、それはどのような行動なのでしょうか。
睡眠不足
毛細血管は急な激しいトレーニングなどで傷つくことがありますが、その多くは睡眠時間中に修復されるといわれています。
ところが、睡眠時間が少ない場合では毛細血管が十分に修復されず、ゴースト血管の原因になるのです。
暴飲暴食
暴飲暴食が続くと胃腸に血液が集中しやすくなり、毛細血管に血液が送られるスピードが緩やかになります。
そしてこの状態が続くと、毛細血管に送られる血液量が減り、ゴースト血管ができやすくなります。
肥満
肥満すると体脂肪量が増え、その中に伸びた血管にも血液が送られるようになります。
そして、その他の部分にある毛細血管に血液が届きにくくなり、ゴースト血管ができやすくなるのです。
運動不足
運動量が少ないと血流が緩やかになって毛細血管の先端にまで血液が届きにくくなり、ゴースト血管ができやすくなります。
ゴースト血管って再生できるの?
人間が本来持っている修復機能は非常に優れていて、ゴースト血管になってしまった血管でも、対策を行えば再生は可能です。
食品で修復を目指す
ある研究によると、桂皮エキス(ニッキ)、シナモン、ルイボスティー、グァバ、キンカンを摂ることがゴースト血管の再生に役立つことがわかっています。
これらはそれぞれに味の癖が強い食品で好き嫌いがあるかもしれませんが、ルイボスティーなら比較的簡単にチャレンジできるでしょう。
良質な睡眠はゴースト血管修復への入り口
毎朝シャキッと起きられて日中に眠気を感じることがなければ、ひとまず良質な睡眠をとれていると考えられます。
反対に、朝起きるのが辛い、日中に眠気が出やすいといった状況なら、睡眠不足になっている可能性が高いでしょう。
この状況から脱却するには、夜更かしをせず、毎日決まった時間に布団に入り、決まった時間に起きる習慣を身につけることが大切です。
運動で血流を促す
立った状態でのかかとの上げ下げ、手足のグーパー運動など、簡単な運動を毎日行うだけで、毛細血管の再生作用が生まれます。
もちろん、もっとアクティブに運動したいなら、ウォーキングや軽めのジョギングなどを行うのも良いでしょう。
特にデスクワークや立ち仕事の方は血行不良が起こりやすいといわれていますので、なるべく毎日身体を動かす工夫を行うことが大切です。
唇がガサガサでなかなか治らない原因まとめ
リップクリームで唇のガサガサが治らないなら、ひとまず唇の周囲の血管がゴースト化されている可能性があるため、今回ご紹介した対策を実践して、毛細血管の再生に努めましょう。
対策を行っても唇のガサガサが治らないなら、循環器系の疾患も視野に入れる必要がありますので、この場合には専門医に相談し、適切な治療を受ける方向で考えてみると良いでしょう。
実は唇のガサガサだけがお悩みではないというケースも多いです。
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